朝起きて「今日も一日頑張るぞ!」「今日もワクワクするな」。そんな気持ちで仕事に向かいたくありませんか。じゃあ、どんな仕事につけばそんな理想の状態になれるのか。私の体験談を参考にしていただければと思います。
今回は私がさんざん悩んで「どんな視点で仕事を探してきたか」と、それにまつわる体験談(主に失敗談)をお話ししたいと思います。
こんな視点で転職したお話です。
「成長すること→好きなこと→得意なこと→好きなこと×得意なこと」
私の実体験を盛り込みました。何かあなたの参考になれば幸いです。
新入社員の時は
新入社員の時は、自分の苦手なものが自分を成長させると思い、IT 企業に就職しました。就職氷河期でIT企業以外、なかなか内定が出なかったことも理由の一つです。
でも、苦手なものはやっぱり苦手。人よりもうまくいかないことがすごくつらかったです。さらに私のグループは仕事がありませんでした。入社してずっと暇だったのは本当につらい。同期は仕事を通じて成長しているのに。そんな思いもありました。
自分は必要ないんじゃないか・苦手なものを毎日ただ勉強するという苦しさに、おかしくなりそうでした。3年耐えて退職を決めました。
成長できるから、お給料がいいからでは働き続けられないんだなあ。
好きな業界で働く
何ヶ月か悩んだ結果、次は好きな業界で働こうと決心。 以前から興味があった語学業界で働くことにしました。
人との交流が大好き。異文化を学ぶことを面白いと感じていた私。学生との交流はとても楽しく、同僚もユーモアのある人が多くて楽しく働いていました。しかし、苦手なものが後からついて回ってくるんです。
語学業界は人材が少ないこともあり、少しでもインターネットやパソコンが得意な人にIT関連の仕事が全部回ってきます。お金もそれほど余裕がないので、自力で解決しなければならないことが多い。
IT関連に理解はあったけど、私が感じるストレスは苦手な人たちと全く一緒。結局、苦手なことばかりしなければならない毎日で、とてもつらかったです。
好きな業界でも、業務として何をするかは重要だと身をもって学びます。
何が得意なのか自己分析を必死でやった記憶があるな
得意なことで働く
それなら得意なことで働いてみてはどうかと、医療業界で医師のアシスタントとして働くことにしました。 人のサポートは得意だったんです。先回って相手が何をして欲しいかを考えたり、困っている人を助けたりするのは、私にとって意味のあることでした。
今度はサポートする相手が大きな問題になってきます。 サポートする相手によって仕事の充実感や楽しさがここまで違うのかと学びました。
得意な業務だったので仕事の評価はありました。けれど、そうすると他の人よりも難しい仕事や難しい相手のサポートばかりが自分にやってきます。
職場も階層社会的なところがあり、事務という職種の私は下に見られました。他の職種の人たちが冷たく当たることも日常です。
仕事をすればするほど、私の人生これでいいのだろうか。そんな疑問が生まれてきました。 そこで、やはり好きな業界に戻りたいという気持ちが強くなりました。好きなことなら踏ん張れると思ったのです。
仕事相手、社風、職場環境も大事なのだと身をもって学びました。
得意な業務だったから、自分が必要とされている感覚はかなりあったよ。
好きな業界で得意なことを活かす
これまでの反省を活かして「好きな業界で得意なことを活かすこと」に注力しながら働こうと、40歳になる年に再び語学業界に戻ります。
それからの3年間は本当に楽しく働きました。仕事に夢中で残業もまったく苦ではありませんでした。もちろん、これは同僚や上司の協力が大きかったと思います。何より社風が自分に合っていました。
新しいことに挑戦でき、周りをサポートすることもでき、生徒と楽しく交流し、自分の良さを出しながら働くことができました。この会社で骨をうずめようと思っていたのです。
そんな時です、コロナ禍が始まったのは。同じタイミングで理解のあった上司がいなくなりました。その直後、昇進して新しく上司になるはずだった同僚は、突然会社に来なくなりました。
その時、全ての責任が自分にのしかかったように感じたのです。 急に今までの業務+管理職のような仕事になり、コロナに関連して仕事は急増。人数が足りなくなり大きな不安を抱えた私は、体を壊しました。
社会の変化に適応する力と試練を乗り切るマインドセットが必要だなと
これまでの失敗で気づいたこと
これまでの失敗談を順番にまとめると以下のようになります。
1,成長するもの・面接に受かるもの → 仕事が合わない
2,好きな業界 → 苦手な業務ばかりでだめ
3,得意なもの → 社風が合わなくてだめ
4,好き×得意なもの → 社会環境の変化・仕事量増大でだめ
1,2番では苦手な業務はダメだということ。好きな業界にいても、自分がすることが苦手なことだと伸びないしつらい。得意なことで勝負しないと、社会人としてやっていけないと学びました。
3番で学んだことは、得意なもので評価されると仕事のやりがいは感じました。ただ、誰と働くかはかなり重要です。同じ仕事をしているのに、サポートする相手によってこんなに充実感は違うのかと感じました。
4番がこれまでで一番健康的に働いていたと思います。ただ、体調を壊して気づいたことは「好きが好きでなくなることもある」でした。なので、好きだけに重きを置きすぎないのは大事だと思います。
また、社会環境の変化や試練を乗り越えるマインドセットが足りないのだと強く感じました。これらがないと何度転職しても同じだと。
マインドセットを猛勉強中です。
好きを仕事にするか、得意を仕事にするか
一つ思ったことは、好きと得意のどちらを優先するかでは、好き以上に「得意」で働く方が大事なんじゃないかと思いました。
得意な業務を伸ばしていけば、どの業界でも働けます。今後、自分が新しく興味を持った業界でも働けるのです。身に着けたスキルは一生使えます。何より得意なことは努力が苦になりません。
それが世間一般に言う資格でなくていいと思うのです。何をするが得意なのか。私だったらサポートする、人と話をする、先に回って準備するなど。動詞的なことでいいと思うんです。
3番の社風が合わなかった職場でも、得意なことで自己肯定感高く働くことができました。社風が合っていれば、もっと長く頑張って働いていたのではないかと思います。社風や環境は自分の力でどうにもなりません。入社して見なければわかりません。
自分でコントロールできるところで何に注力するかを考えると、「得意なこと」ではないかと思うのです。
まとめ
「成長すること→好きなこと→得意なこと→好きなこと×得意なこと」で転職して学んできたことをお伝えしてきました。
私が身をもって学んだ大事ポイントはこの通り。
・仕事量は大事。
・周りの環境も大事。
・どんな業務をするのかも大事。
・自分の良さを出して働くのも大事。
・好きだけを仕事にしない視点も大事。
・仕事の何に対して喜びを感じるかも大事。
・どんなマインドセットで仕事に臨むのかも大事。
どれも本当に大事。でも、100%叶えようというのは難しい話です。自分でコントロールできない要素もたくさんあるのですから。
もし、好きか得意のどちらに重きを置くかで悩んでいるなら、得意なことを選んだ方がいいのではないかと、私の経験から感じています。
なので、自分で調整できるところ(長所、得意なこと、考え方)をどう今の環境に適応させるか。それを考える必要があるのだと思います。
何が自分にとって大事なのかの優先順位をつける。そんな整理ができていないと、朝起きて「今日も一日頑張るぞ!」「今日もワクワクするな」なんて思いながら働けないと思います。
それが、健康で元気に働き続けることに近づく方法ではないかと思います。